ジョージア観光&体験ガイド

豚肉の巨大串焼き!ジョージアンBBQディナー体験を徹底レポート

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)体験ディナー トビリシ体験ガイド

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)は、豚肉の大きな串を豪快に焼いて食べる料理です。

ユネスコの世界文化遺産に登録されているクヴェブリ製法のジョージアンワインと同じく、ジョージアンバーベキューは主に西部のカヘティ地方で行われています。

豚肉を焼くために使うのが、ワイン収穫後のぶどうの枝というのもジョージアならではです。

今回は、トビリシ市内の住宅街で体験できる本格的なジョージアンバーベキューをご紹介します。

モアファン!ジョージア編集部@morefungeorgia)がお届けします!

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)とは

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)とは、50センチ以上の長さの金属製の串に、大きめのブロック状に切った豚肉を刺し、ぶどうの木の枝を使って焼き上げるジョージア西部カヘティ地方のバーベキューです。

カヘティ地方の農家やワイン工場を訪問した際には、歓迎の気持ちを込めてジョージアンバーベキューでもてなされます。

ジョージアンバーベキューは、ジョージアンワインとの相性が良くて美味しいことは当然ですが、ぶどうの木の枝で焼くことや、思わぬところでジョージアの大きなパン「トネプリ」が活躍するなど、ジョージアの魅力が満載のディナー体験です。

ジョージアンバーベキュー体験レポート

トビリシの中心部から少し地下鉄に乗ると、民家やアパートなどが密集した住宅街があり、ジョージアの人々の暮らしを垣間見ることができます。

住宅街のあちこちには、周辺住民らが集まってワインを飲むためのテーブルが屋外に常設されていて、バーベキュー台が設置されているところもあります。

今回は、そんな屋外常設バーベキュー会場にて、ジョージアンバーベキューを体験します。

豚肉をでっかい串に刺して、まずは下準備

ジョージアンバーベキュー体験のはじまりは、でっかい串に豚肉を刺すところから始まります。

カヘティ地方の料理ですからカヘティ産の豚肉がベストですが、ポイントとしては脂がのっているジューシーな部位を選ぶことです。

豚肉を食べやすい大きさにカット

しっかりと脂ののった豚肉を、食べやすい大きさにカットしていきます。”食べやすい大きさ”は人それぞれなので、切る人によっては大きな豚肉のブロックになります。

上手く豚肉を切っておかないと、あとで串に刺したときに後悔します。

バーベキュー串に豚肉を刺す

ジョージアンバーベキューに使用する串はアルミ製で、短いものは25センチ程度から、長いものは30センチ以上の串まであります。

やきとりの串のような丸ではなく、平たいタイプの串で、豚肉を刺すのが少し大変ですが、うまく串全体のバランスを整えながら刺していきます。

平たい串であるため、バーベキュー台の上で転がらず、表裏を返しながら焼くことができます。

塩をふって下準備完了

豚肉を串に刺し終わったら、全体にまんべんなく塩をふります。

塩が一部にかたまった状態になると豚肉が焦げるので、せっかくのジョージアンバーベキューが台無しになってしまいます。注意しましょう。

これで下準備は完了です。豚肉に塩がなじむように、このまま置いておきます。

ぶどうの木の枝に火をつけて炭にする

ジョージアンバーベキューの続いての工程は、ぶどうの木の枝を燃やして、豚肉を焼くための炭を作ることです。

ぶどうの木の枝は細くて弱々しいですが、豚肉を焼くために存在しているのではないかと思えるほどに見事な炭になります。

ぶどうの木の枝を山盛りにして一気に焼く

どう見ても多すぎるんじゃないかと思えるほど大量のぶどうの木の枝を、バーベキュー台から溢れんばかりに山盛りにして焼きます。

ジョージアンワイン用のぶどうの収穫後には木の枝が残りますので、これを活用するわけです。ぶどうの実だけでなく、枝まで捨てないジョージアの人々はさすがです。

一時的に大きく高い炎が上がりますが、この火力で豚肉を焼くわけではありません。

ぶどうの木の枝が完全燃焼して炭が完成

燃え盛る炎がおさまると、そこにはぶどうの木の枝の見事な炭が完成します。細い枝の1本1本が赤く光り、遠赤外線を発しているのが分かります。

完全に炎がなくなったら、全体を平たく均等な高さにして、炭の準備は完成です。

ぶどうの木の枝で、豚肉をじっくりと焼く

すべての準備が整いましたので、いよいよでっかい串に刺さった豚肉を焼きます。

1本あたり400グラムくらいの豚串であるため、想像以上に重いです。落とさないように注意しながら、バーベキュー台へと乗せていきます。

バーベキュー台に豚串を乗せて焼きはじめる

大きな串が並ぶと、かなりの迫力があります。

それぞれの豚肉の串はスキマを開けないようにして、ぎっしりと並べます。これによって熱を逃がさずに大きなブロックの豚肉の内部まで火が通ります。

序盤はまだ炭の火力が強いので、表面を焼くことをイメージして短時間で頻繁にひっくり返すようにします。置いたままにすると、片側だけが焦げてしまいます。

焦げ目がついて美味しそうだけど我慢する

ぶどうの木の枝のパワーによって、じわじわと焼ける豚肉からは本当に美味しそうな香りが漂ってきます。油がたれて炭で焼かれる音が、さらに食欲をそそります。

しかし、あくまで豚肉ですので中までしっかりと火が通るように、我慢して待ちます。

炭の力が弱まってきますので、あまり頻繁にひっくり返す必要もありません。

待つこと30分強で、ジョージアンバーベキュー焼き上がり

豚肉の表面が深い茶色になって、ぶどうの木の枝が炭から灰へと完全燃焼したら、ジョージアンバーベキューは焼き上がりです。

焼きはじめから約30分くらいです。

串から抜いてジョージアンバーベキューが完成!

焼き上がった豚肉の串をバーベキュー台からはずして、抜く作業に入ります。

ここでジョージアの大きなパンである「トネプリ」が登場します。実はジョージアンバーベキューのハイライトは、ここかもしれません。

ジョージアの大きなパン「トネプリ」

ジョージア名物とも言える大きなパンが「トネプリ」です。

写真では大きさが伝わりづらいですが、パンの向こう側にボケて映っているのがA4用紙サイズの包み紙ですので、ひとの顔が隠れるくらいの大きさです。

ちなみにトネパンには大きく2種類あって、これはカヘティ版のトネパンです。もうひとつは両端が細くなっているもので、イメレティ版です。

トネプリで豚肉をはさんで串から外す

オニオンスライスを底に敷いた器のなかに、焼き上がった豚肉を入れます。

トネパンは大きすぎるので半分に切って、豚肉をしっかりと掴んで抜いていきます。いわゆる軍手のような使い方ですが、この肉汁が染み込んだトネパンは主賓(メインゲスト)に提供されます。

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)体験ディナーまとめ

ジョージアンバーベキュー(ムツヴァディ)作りは、とてもシンプルな料理ですが、ジョージアの魅力を数多く含んでいます。

バーベキューの完成後は、ジョージアンワインと共にディナーを楽しみます。

トビリシを訪れた際には是非、ジョージアンバーベキューを体験してください。大きな串、燃え上がる炎、大きすぎるパン、どれをとっても良い思い出になることでしょう。

このモアファン!ジョージアがプロデュースするジョージアンバーベキュー体験ディナーは、トビリシのゲストハウス「カカシハウス」にて提供しています。

トビリシの年間の天気(最高気温、最低気温、平均降水量)

トビリシの夏は6月から9月冬は11月から3月です。観光のベストシーズンは7月から9月で、ヨーロッパやロシアなどから多くの観光客がトビリシを訪れます。

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